当社は、株式会社サイバーセキュリティクラウドが同社のクラウド型WAFのセキュリティサービス「攻撃遮断くん」に「サイバー保険」を自動付帯するサービスにおいて、業務提携を2016年12月1日(木)から開始いたします。
当該「サイバー保険」の自動付帯により、保険加入者は「10Gbps以上のDDoS攻撃」や「ゼロデイ攻撃」のサイバー攻撃によって発生した損害に対して、最大“1000万円”の補償が可能となります。
また、本サービスは、サイバーセキュリティクラウドおよび損害保険ジャパン日本興亜株式会社と当社の3社協力のもと実施されます。
【保険付帯の仕組み】
1.サイバー保険付帯開始の背景
昨今、サイバー攻撃によるセキュリティ被害が重大化しています。サイバーセキュリティ対策のニーズが高まっており、市場規模は2014年の2158億円から2019年には2731億円※まで拡大すると予測されています。
市場の拡大に伴い様々なセキュリティサービス、高度なセキュリティサービスが登場する一方、防御が困難なサイバー攻撃( 10Gbps以上のDDoS攻撃・ゼロデイ攻撃)が増加しており、万が一被害が発生した場合、セキュリティサービス提供企業は“防御対象外”と判断し損害補償サービスを行っていないのが現状です。
※IDC Japan「国内情報セキュリティ製品市場予測アップデート、2015年~2019年」
2.「攻撃遮断くん」へのサイバー保険付帯とは
上記の背景を受け、サイバーセキュリティクラウドではクラウド型WAF「攻撃遮断くん」の品質の高さが認められ、サイバーセキュリティクラウド独自にカスタマイズされた「サイバー保険」の開発・提供が可能となりました。
今回の取り組みが「サイバーセキュリティ✕保険」のさらなる発展のきっかけとなり、セキュリティ対策を行うお客様がより安心して対策を行えるよう、「サイバー保険」の自動付帯サービスを開始いたします。
クラウド型WAF「攻撃遮断くん」を導入いただいている企業が10Gbps以上の大規模なDDoS攻撃やゼロデイ攻撃、事故レベルのサイバー攻撃による損害を受けてしまった際に、損害賠償などに関する費用を最大1000万円まで補償するサイバーセキュリティクラウド専用の「サイバー保険」は、「攻撃遮断くん」を導入いただいている企業に対して自動付帯させていただき、全企業に適用可能となっております。
これによって、万が一の際にも当補償サービスの引受保険会社となる損保ジャパン日本興亜とともに全面バックアップの実現を可能とするものです。
当社は、自身が業界初となる最新のIT技術を駆使した電話・SMS・Email・LINE等のマルチコミュニケーションシステムやAIシステムによってコンサルティングを行う保険業界におけるフィンテック企業であり、サイバーセキュリティ分野における深い造詣を持っています。
また全国での対面販売部隊も擁し、業界初となる保全サービスの提供も行っていることから、今回の「サイバー保険」の開発・提供において、そのノウハウ提供とともに必要となる保険代理店業務を受託するに至りました。
3.「サイバー保険」の自動付帯の構図
保険契約者 :株式会社サイバーセキュリティクラウド
被保険者 :「攻撃遮断くん」利用企業
引受保険会社 :損害保険ジャパン日本興亜株式会社
取扱代理店 :株式会社フィナンシャル・エージェンシー
4.「攻撃遮断くん」へのサイバー保険付帯の補償内容
①サイバー攻撃によって発生した損害賠償(損害賠償金、争訟費用等 )
②サイバー攻撃によって発生した事故対応・対策の実費(事故調査費、情報漏えい対応費、外部コンサルティング費、情報機器等修理費、データ復旧費、臨時雇用費、ネット炎上対策費、記者会見費等)
※今回発表する補償内容では喪失利益、営業継続費用は対象外とさせていただきます。
今後当社は、ITを活用した保険ビジネスのリーディングカンパニーとして、さらなるサイバーセキュリティ分野における保険商品・サービス開発・提供を積極的に進めてまいります。
※本文書はプレスリリースであり、保険募集等、他の目的のために使用することは固く禁じます。
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