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クレジットカードやカードローンでキャッシングする場合、審査のつぎに気になるのが「金利手数料」です。
消費者金融カードローンの金利は、借り入れ額にもよりますが実質年率18.0%が適用されるケースがほとんどです。
10万円を1年間借りると、年間の金利手数料は18,000円になりますので、利息負担が重くのしかかります。
そこでこの記事は、数多くのカードローンのなかから、どのキャッシングの金利が低いのか徹底比較してみました。
キャッシングブランド別で金利手数料を節約する方法もご紹介しますので、是非参考にしてください。
カードでキャッシングする方法としては、おもに以下3つの方法があります。
キャッシングする方法
・消費者金融カードローン
・クレジットカードのキャッシング
・銀行カードローン
ここからは、それぞれカードローンブランドやクレジットカードをご紹介し、具体的なキャッシング金利や金利手数料節約の方法について解説します。
初めに消費者金融カードローンのキャッシング金利について比較していきましょう。
大手消費者金融カードローンの上限金利は、ほぼ実質年率18.0%です。
大手のなかでは、唯一プロミスの上限金利が17.8%となっていますので若干お得です。
消費者金融会社 | キャッシング金利 (実質年率) |
---|---|
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
レイク | 年4.5%~18.0% |
アイフル | 年3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 年3.0%~18.0% |
オリックスマネー | 年3.0%~17.8% |
プロミスの上限金利は年17.8%で、大手消費者金融カードローンのなかではもっとも低い借り入れ利率が適用されています。
のちほど触れますが、限度額が100万円を超えると上限金利は年15.0%まで下がりますので、さらに金利手数料が節約できます。
また、プロミスの金利手数料をさらに節約したい場合は、以下の方法もあります。
金利節約方法① | 無利息キャッシングを利用する |
金利節約方法② | Vポイントキャンペーンを最大活用する |
プロミスの無利息キャッシングの条件は、「初回借り入れ日から30日間」です。
ただし、過去にプロミスを利用したことがあり再度申し込んだ人は対象外です。
プロミスの無利息キャッシングは、契約日ではなく借り入れ日翌日が起算日となります。
一方、プロミス以外の他社消費者金融カードローンの無利息キャッシングは、初回契約日翌日から30日間です。
消費者金融カードローンを利用した人が、全員初回契約日にキャッシングするとは限りません。
無利息期間のスタートが「初回契約日」になっていると、利用者によっては無利息の恩恵を受け損ねるケースもあるでしょう。
その点、プロミスは30日間の無利息期間を最大限利用できますので、損をすることはありません。
加えてプロミスをお得に利用したいなら、Ⅴポイントの利用をオススメします。
プロミスのカードローンをはじめて利用するユーザーには、以下の特典も用意されています。
初回利用の特典
・プロミスの公式サイトもしくはアプリより初回契約+Vポイント獲得メニュー達成前にVポイント登録手続で最大3,000円相当のポイント進呈
※2024年7月22日以降に初めてプロミスと契約した人限定
※獲得ポイント数は、契約日から90日以内に獲得メニューを達成した場合
プロミスを普段利用しているだけでも、Ⅴポイントを貯められます。
たとえば、プロミスのアプリにログインするだけでも10ポイントが獲得できます。(1ヶ月に1回のみ)
さらに返済するたび、利息200円ごとに1ポイントが付与されますので、実質的な手数料節約にもつながるでしょう。
貯まったⅤポイントは1ポイント1円で利用できますし、三井住友カードや三井住友銀行の取引で貯まったVポイントも合算できます。
普段から、SMBCグループの金融サービスを利用している人にはオススメです。
アコムのキャッシング金利は上限年18.0%ですが、以下のように契約極度額が上がればあがるほど上限金利が下がる仕組みになっています。
ただし、アコムは総量規制の対象となる消費者金融カードローンです。
そのため、例えば500万円を借りるとなると1,500万円以上の年収が必要となりますので、ほとんどの人は上限金利年18.0%か年15.0%で利用することになります。
なお、消費者金融の上限金利は実際の借り入れ残高ではなく「契約上の限度額」に応じて変動する仕組みになっています。
アコムで金利手数料を節約したいなら、限度額アップを申し込むことをオススメします。
ちなみに、アコムの毎月の最少返済額は以下の計算式で算出できます。
【アコム最少返済額の計算式】
最後に借りたときの借り入れ残高 ✕ 一定の割合
以下が、その一定割合の表です。
【アコムの契約極度額別「一定の割合」の一覧表】
契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借り入れ金額の4.2%以上 |
30万円超の場合 | 借り入れ金額の3.0%以上 |
アイフルの金利は、実質年率で3.0%~18.0%となっています。
限度額が増えるほど金利が下がる仕組みになっていますが、ほとんどのアイフルユーザーは10万円~50万円程度の限度額が設定されますので、ほぼ年18.0%で利用することになるでしょう。
なお、アイフル以外の消費者金融で借金をしている人なら、アイフルのおまとめローンで金利が下げられるかもしれません。
アイフルのおまとめローンなら、クレジットカードのリボ払いも一本化できます。
ただし、アイフルのおまとめローンを契約したあとは、通常のカードローンのように「借りたり返したり」といったことはできません。
おまとめローンは返済専用ローンですので、追加で借りたい場合は通常のカードローンを選ぶことをオススメします。
【参考】
・アイフルのおまとめローン
・金利の考え方について
SMBCモビットの上限金利も年率で18.0%ですので、他社と同じです。
ちなみにSMBCモビットには、大手消費者金融カードローンでは定番になっている「無利息キャッシングサービス」がありません。
そのため、短期で返済できる自信があるなら、SMBCモビットよりもプロミスやレイクの利用をオススメします。
一方、SMBCモビットにはVポイントのサービスがありますので、Vポイントを上手に使えば金利手数料分を節約することは可能です。
SMBCモビットで返済すると、200円の利息ごとにVポイントが1ポイント加算されます。
微々たるお金かもしれませんが、貯まったVポイントは1ポイント=1円で利用できますのでお得です。
SMBCモビットには金利手数料のメリットが少ない一方で、「内緒で借りられる」メリットがあります。
SMBCモビットのカードローンに申し込むと、原則本人と会社に電話はかかってきませんし郵送物の発送もありません。
「家族に知られたくない」「会社に内緒でお金を借りたい」人には、オススメの申し込み方法といえます。
クレジットカードにキャッシング枠を付けておくと、限度額の範囲内でお金が借りられます。
今回は、以下7種類のクレジットカードで金利を比較してみました。
以下の表を見ると、クレジットカードの金利手数料の上限は、ほぼ実質年率18.0%になっていることがわかります。
つまり、クレジットカードでキャッシングする場合の金利負担は、どのクレジットカードでも変わらないことになります。
ⓘ※JCBカードローン「FAITH」は、正式にはクレジットカードではなく消費者金融カードローンの部類にはいります。今回はJCBブランドであるため比較表に載せています。
ただ、カードによってはポイント還元などの特典を用意しているところがあります。
クレジットカードでお金を借りるときには、金利手数料以外のメリットもチェックし、賢く利用することがポイントです。
【クレジットカードのキャッシング金利比較】
クレジットカードの種類 | キャッシング金利(実質年率) |
楽天カード | 年18.0% |
エポスカード | 年18.0% |
オリコカード | 年15.0%~18.0% |
JCBカード | 年15.0%~18.0% |
三井住友(NL)カード | 年15.0%~18.0% |
セゾンカード | 年12.0%~18.0% |
JCBカードローン「FAITH」 | 年4.40%~12.50% |
楽天カードのキャッシング金利は、一律で年率18.0%です。
ただし、楽天カード株式会社からの借り入れ総額が100万円を超える場合は、金利が年15.0%までダウンします。(楽天銀行カードローンの融資額を除く)
楽天カード/キャッシングサービスの内容・ご利用可能枠/1万円~90万円
※審査により、お客様のご利用可能枠が異なります。
・ご融資利率(実質年率)/18.0%
※新たに貸付をしようとする金額とその新たな貸付時点での弊社の他の貸付契約の残高の合計が100万円以上のときは、新たな貸付契約の利率は15.0%となります。
(引用元:楽天カード公式サイト)
ちなみに、楽天カードで金利年18.0%が適用された場合、10万円を借りて毎月元金15,000円+金利手数料を返済していくと、合計7回で完済できる計算になります。
返済が進めばすすむほど、金利手数料の負担が軽くなっていく点が特徴です。
【楽天カードで10万円借りた場合の返済シミュレーション】
回数 | 返済金額 | 元金 | 利息 | 支払後残高 |
---|---|---|---|---|
1 | 17,704円 | 15,000円 | 2,704円 | 85,000円 |
2 | 16,254円 | 15,000円 | 1,254円 | 70,000円 |
3 | 16,069円 | 15,000円 | 1,069円 | 55,000円 |
4 | 15,840円 | 15,000円 | 840円 | 40,000円 |
5 | 15,552円 | 15,000円 | 552円 | 25,000円 |
6 | 15,382円 | 15,000円 | 382円 | 10,000円 |
7 | 10,147円 | 15,000円 | 147円 | 0円 |
楽天カードの金利は年率18.0%と高いですが、キャッシング枠の申し込みをすると最大1,000円相当のポイントがもらえますので、実質的な金利手数料の節約にもなります。
また、楽天カードは新規入会キャンペーンを頻繁に実施しており、条件付きではありますが、5,000円相当のポイント還元を受けることができます。
2024年10月現在で以下のキャンペーンが実施されていますので、ぜひチェックしてみてください。
【キャッシング枠の申し込みでポイント付与キャンペーン】
概要 | キャッシング枠の申し込みで最大1,000ポイントがもらえる。 |
条件 | キャッシング枠申し込みの際に希望の融資枠を選択 (希望利用可能枠5万円以上) 審査の結果、キャッシング利用可能枠の付帯が完了した会員に付与される |
ポイント | 以下楽天ポイントを進呈 ・1,000ポイント…30万円以上の希望者の中から抽選で500名 ・100ポイント…0万円未満の希望者の中から抽選で500名 ・5ポイント…上記抽選で外れた会員 |
【新規入会キャンペーン】
概要 | 楽天カード新規入会&利用で5,000円相当のポイント還元 |
条件 | ・新規のお申し込みで楽天カード/楽天PINKカードが発行された方 ・カード利用期限までに1円以上、1回以上対象カード(楽天カード/楽天PINKカード)を利用された方 ・口座振替設定期限の時点で口座振替設定が完了されている方 |
ポイント | 以下楽天ポイントを進呈 新規入会特典…2,000ポイント (通常ポイント) カード利用特典…3,000ポイント (期間限定ポイント) |
エポスカードのキャッシング金利も実質年率18.0%ですので、楽天カードと同じです。
ちなみに、どのクレジットカードでも同じですが、カードでキャッシングした場合の金利手数料は日割り計算です。
1年間で年18.0%もの金利手数料がかかりますが、1ヶ月で返済した場合は1ヶ月分の利息だけが請求されることになります。
エポスカードは、ATMからの任意返済も可能です。
キャッシングしてから3日後に返済した場合の金利手数料は、以下の通りとなります。
【30,000円を年率18.0%で借りて3日で返済した場合】
金利…30,000円×18.0%×3日÷365円=44円
ATMを使ってクレジットカードでキャッシングする場合、ほとんどのカードではATMの手数料が請求されます。
エポスカードでのキャッシングの場合、エポスATMを除く提携CD・ATMは、取引金額に応じたATM手数料がかかります。
エポスカードでのキャッシングの手数料は以下のとおりです。
【エポスカードでキャッシングする場合の手数料】
エポスATM | 無料 |
提携ATM | 取引金額1万円以下:110円(税込)/件 取引金額1万円超:220円(税込)/件 |
口座振り込み | 無料 |
webや電話でのキャッシング | 無料 |
※海外キャッシングの利用はATM手数料が発生する
※エポスATMを除く国内の提携CD・ATMの手数料は有料
※提携CD・ATM手数料は月々の支払とあわせて請求される
※提携金融機関のご利用明細等にATM利用手数料が表示されないまたは0円と表示される場合あり
少額を借りる場合、手数料の負担が重くのしかかってくることもありますので、できるだけ手数料を節約したい人にはおすすめです。
オリコカードのキャッシング金利も、実質年率で18.0%です。
オリコカードは、ポイント還元率が常に1%以上あるクレジットカードです。
キャッシング金利は年18.0%と高いですが、実質的な金利手数料を節約するには、ショッピング利用をオリコカードでまとめておいて、ポイント還元の恩恵を最大限受ける方法があります。
オリコグループのレンタカーや、ショッピングモールなどにも割引特典があります。
キャッシング金利だけにとらわれることなく、トータルでお得に使える点が特徴です。
なお、オリコカードでキャッシングしたときの返済方式は、一括返済かリボルビング返済のどちらかを選択できます。
リボルビング返済を選択した場合は、下記の表のとおり毎月10,000円からの返済で済みますので計画的に返済することができます。
【リボルビング払いの毎月返済額】
キャッシング利用残高 (月末残高) | 毎月の返済額 | |
キャッシング利用可能枠 | ||
50万円以下 | 60万円以上 | |
100,000円以下 | 10,000円 | 10,000円 |
100,001円~200,000円 | 20,000円 | |
200,001円~300,000円 | 15,000円 | |
300,001円~500,000円 | 30,000円 | |
500,001円~1,000,000円 | ― | |
1,000,001円~1,500,000円 | 40,000円 | |
1,500,001円~2,000,000円 |
(引用元:オリコカード公式サイト「キャッシングのご利用方法」)
JCBでキャッシングする方法としては、一般的なクレジットカードで借りる方法とカードローン専用の「FAITH」で借りる方法の2パターンがあります。
キャッシング金利はJCBのクレジットカードが年18.0%で、カードローン「FAITH」の上限金利は年12.5%です。
「FAITH」のほうが、圧倒的に金利手数料が安く済みますので、長期で計画的に返済したい人にはおすすめです。
また、JCBカードローン「FAITH」なら限度額も900万円と余裕ある利用ができますし、最短即日審査回答も可能です。
それぞれの借り入れ条件の比較を表にしていますので、こちらも参考にしてください。
【JCBクレジットカードとカードローン「FAITH」比較表】
キャッシング専用カード「FAITH」 | クレジットカード | |
---|---|---|
融資利率 (金利) キャッシングリボ払い | 年1.30%~12.5% | 年15.0%~18.0% ザ・クラス会員は年14.1% |
融資利率 (金利) キャッシング1回払い | 年5.0% | 年15.0%~18.0% |
利用可能枠 | 最大900万円 | 最大100万円 (利用者により異なる) |
年会費 | 無料 | 有料と無料 |
ATM手数料 | 無料 (月3回まで) | 有料 |
海外での利用 | ✕ | 〇 |
三井住友カード(NL)は券面にカード番号が記載されておらず、セキュリティー性が高いクレジットカードとして有名です。
三井住友カード(NL)のキャッシング金利も年18.0%ですので、10万円を1年間借りると年間の金利手数料は18,000円となります。
ただし、他社カード同様に金利手数料は日割りで計算されるため、早く返済すればするほど金利手数料を節約できます。
さらに、三井住友カード(NL)のキャッシング金利をもっと節約したいなら、三井住友カード(NL)のキャッシングリボ利用キャンペーンを最大活用しましょう。
三井住友カード(NL)でキャッシングし、リボルビング返済を指定すれば、最大5,000円分のVポイントが抽選で当たります。
早めに返済すれば、金利手数料分以上のポイントがもらえますのでオススメです。
キャンペーン内容
・キャッシングリボ30万円以上の借り入れでⅤポイント5,000円分
・キャッシングリボ10万円以上の借り入れでⅤポイント2,000円分
・専用ページからエントリーが必要
・対象期間中にお買い物利用額の累計が1万円(税込)以上あることが条件
※Vポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がある
※参考:「キャッシングリボ 使ってもらえるポイントプラン」
つぎに、銀行カードローンの金利についても見ていきましょう。
銀行カードローンの上限金利は消費者金融カードローンの場合と違い、各銀行によってバラバラです。
以下が代表的なカードローン金利一覧です。もっとも低いイオン銀行の場合、上限金利は年13.8%に設定されています。
一方で、下記の表でもっとも高い金利はpaypay銀行カードローンの「年18.0%」です。
各銀行カードローンでの「金利手数料を節約する裏技」もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
【主要銀行カードローン金利一覧】
銀行カードローン | キャッシング金利(実質年率) |
---|---|
楽天銀行スーパーローン | 年1.9%~14.5% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行バンクイック | 年1.4%~14.6% |
PayPay銀行カードローン | 年1.59%~18.0% |
住信SBIネット銀行カードローン | 年1.89%~14.79% |
イオン銀行カードローン | 年3.8%~13.8% |
auじぶん銀行カードローン | 年1.38%~17.4% (誰でもコース) |
楽天銀行スーパーローンのキャッシング金利は、実質年率1.9%~14.5%の間で設定されています。
下記の表のとおり、限度額に応じて金利設定が変動する仕組みになっていますので、金利手数料を節約したいなら限度額アップが必要になります。
楽天銀行スーパーローンの場合、初回契約者に対しては30万円~100万円の限度額が設定されるケースがほとんどです。(年収や他社借り入れ額にもよります)
下記の表を見ると、「100万円~200万円の利用限度額は年6.6%~14.5%」となっていますが、実際は上限金利の年14.5%が適用される可能性が高いでしょう。
ちなみに、楽天銀行スーパーローンでは定期的に様々なキャンペーンを実施しています。金利に関するキャンペーンもあるため、申し込み前に公式HPをチェックすることをおすすめします。
【楽天銀行スーパーローン借り入れ利率一覧】
契約極度額 | 借り入れ利率(年率) |
---|---|
800万円 | 年1.9%~4.5% |
600万円以上800万円未満 | 年2.0%~7.8% |
500万円以上600万円未満 | 年2.5%~7.8% |
350万円以上500万円未満 | 年2.9%~8.9% |
300万円以上350万円未満 | 年2.9%~12.5% |
200万円以上300万円未満 | 年3.9%~14.5% |
100万円以上200万円未満 | 年6.6%~14.5% |
10万円以上100万円未満 | 年14.5% |
三井住友銀行カードローンの金利は、実質年率1.5%~14.5%です。
三井住友銀行カードローンは消費者金融カードローンとは違い、無利息サービスの設定はありません。
また、初回契約時は100万円以下の契約で上限金利が設定されるケースがほとんどですので、「金利はほぼ年14.5%」と思ったほうがいいでしょう。
三井住友銀行カードローンで金利手数料を節約したい場合は、住宅ローンを契約する方法があります。
カードローン利用者が三井住友銀行の住宅ローンを契約した場合は、金利優遇措置が受けられます。
【三井住友銀行カードローンの借り入れ利率】
契約極度額 | 借り入れ利率(年率) |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超800万円以下 | 年1.5%~4.5% |
三菱UFJ銀行バンクイックのキャッシング金利は、実質年率で1.4%~14.6%です。
大手消費者金融カードローンの上限金利は年18.0%ですから、実に3.4%の金利差がある計算になります。
下記に50万円を1ヶ月借りたときの、大手消費者金融カードローンとの差を表にしていますので参考にしてください。
【50万円を1ヶ月で借りた場合の比較表 ※30日で計算】
カードローンの種類/借り入れ利率 | 金利(利息) |
---|---|
大手消費者金融/年率18.0% | 7,397円 |
三菱UFJ銀行バンクイック/年率14.6% | 6,000円 |
三菱UFJ銀行バンクイックの金利は、ほかのカードローン同様に契約極度額によって金利が変動します。
100万円超~200万円の間で契約できれば上限金利は年13.6%まで下がりますので、かなり金利手数料を節約できます。
paypay銀行のカードローン金利は、実質年率1.59%~18.0%で設定されています。
上限金利は年18.0%ですので、大手消費者金融カードローンと同じです。
ただ、paypay銀行は銀行カードローンには珍しく、以下のキャンペーンの利用が可能です。
契約するだけでも1,500円がもらえます。無利息キャッシングと併用して1ヶ月以内に返済すれば、キャンペーンで受け取るお金を考えるとトータルでプラスになる計算になります。
キャンペーン①【30日間無利息】
・利用条件:カードローン、(旧)クレジットライン、(旧)カードローン、(旧)おまとめローンを契約中で過去に1度も利用がないこと
・契約日からの経過日数にかかわらず初回借り入れ日から無利息期間がスタート
※以下に該当する場合は無利息適用外
1.約定返済を延滞した場合
2.2007年1月15日以前に初回借り入れをした場合
3.無利息期間が終了しているカードローン等* から、別のカードローンに契約し直した場合
4.カードローン等* を解約した場合
5.paypay銀行が定める各種規定に違反した場合
*「カードローン等」とは、以下の商品を指します……カードローン・(旧)クレジットライン・(旧)カードローン・(旧)おまとめローン
キャンペーン②【契約と利用で最大10,000円プレゼント】
・カードローン新規契約で1,500円プレゼント
・カードローンの借り入れで最大10,000円プレゼント
※契約翌月末までの借り入れ金額の合計に応じて以下の金額をプレゼント
(10万円以上~50万円未満:500円)
(50万円以上~100万円未満:1,000円)
(100万円以上~150万円未満:5,000円)
(150万円以上~300万円未満:7,000円)
(300万円以上:10,000円)
・プレゼント時期:カードローン契約月の翌々月下旬頃
・プレゼント方法:PayPay銀行の普通預金口座に入金
【注意事項】以下の条件に該当する場合は本特典の対象外
1.2021年3月1日(月曜日)より前に申し込んだ場合
2.他に実施する同様のキャンペーンや定常特典の対象となった場合
3.特典の進呈時点でカードローンを解約済・延滞中・または利用停止状態となっている場合
4.不正行為、利用規約違反、運営上の趣旨に反していると判断された場合
5.2021年3月1日(月曜日)以降にカードローンを解約し再度契約した場合
(※参考:paypay銀行カードローンキャンペーン詳細)
住信SBIネット銀行カードローンの金利は実質年率1.89%~14.79%ですので、上限金利だけを見ると比較的低金利で借りられることがわかります。
時期によっては下記のようなキャンペーンも利用できますので、実質の金利手数料の節約にもつながります。
キャンペーン【カードローンを新規契約・条件達成で現金最大36,500円プレゼント】
特典①:カードローン新規契約+デビットカード設定で、現金1,500円プレゼント
特典②:特典①の条件達成のお客さまで、契約月の翌月末の借り入れ残高に応じて現金をプレゼント
◆適用条件:2024年7月1日(月)以降にカードローンを新規で申し込んで契約した方
契約月の翌月末時点の借り入れ残高/進呈内容
・10万円以上20万円未満/500円
・20万円以上50万円未満/1,000円
・50万円以上100万円未満/3,500円
・100万円以上200万円未満/10,000円
・200万円以上300万円未満/20,000円
・300万円以上/35,000円
※対象外となるケースもあります。
住信SBIネット銀行カードローンの基準金利も、限度額が上がると金利が下がる仕組みです。
【住信SBIネット銀行カードローンの借り入れ利率】
利用限度額 | 基準金利(実質年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 年2.49% |
710万円~900万円 | 年2.99% |
610万円~700万円 | 年4.49% |
510万円~600万円 | 年5.49% |
410万円~500万円 | 年6.49% |
310万円~400万円 | 年7.49% |
210万円~300万円 | 年8.99% |
110万円~200万円 | 年11.99% |
10万円~100万円 | 年14.79% |
住信SBIネット銀行で申し込めるクレジットカード(JCB)を契約したり、住宅ローンを利用したりすれば、最大で0.6%の金利優遇措置も受けられます。
ミライノ カード(JCB)を保有し、当社口座を引落口座に設定している場合 | 年0.1%引下げ |
SBI証券口座保有登録済または、住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある場合 | 年0.5%引下げ |
条件1、および条件2の両方を満たしている場合 | 年0.6%引下げ |
毎月の返済額も10万円以下の借り入れ残高なら2,000円で済みますので、返済負担をできるだけおさえたい人にはオススメのカードローンといえます。
イオン銀行カードローンも低金利で借りられるうえ、3万円以下の借り入れなら最少返済額は1,000円で済みます。
上限金利は年13.8%で設定されていますので、消費者金融カードローンの上限金利と比較するとかなり低い金利で利用できます。
イオン銀行のカードローンでも、他行と同様キャッシュバックキャンペーンなどが実施されています。
キャンペーン【イオン銀行カードローン 金利0%】
・ローンカード発行日から90日以内に初回借り入れを行った場合、初回借り入れ日翌日から30日間金利0%
◆適用条件:
・キャンペーン期間中に新規でイオン銀行カードローンを申し込んだ方
・カードローンBIG、カードローンユトリプラン、カードローン(ピンク色券面)をすでにお持ちの方で、キャンペーン期間中にイオン銀行カードローンへ切り替えた方
※すでにイオン銀行カードローンをお持ちの方は対象外
◆期間:2024年10月1日(火)~12月31日(火)
※30日間の金利0%期間が終了後は通常の金利が適用されます。
キャンペーンが実施されると公式サイトでかならず告知されますので、興味がある人はイオン銀行公式サイトをチェックしておくことをオススメします。
【イオン銀行の借り入れ利率】
限度額 | 実質年率 |
---|---|
10万円~90万円 | 年11.80%~13.80% |
100万円~190万円 | 年8.80%~13.80% |
200万円~290万円未満 | 年5.80%~11.80% |
300万円~390万円 | 年4.80%~8.80% |
400万円~490万円 | 年3.80%~8.80% |
500万円~590万円 | 年3.80%~7.80% |
600万円~790万円 | 年3.80%~5.80% |
800万円 | 年3.80% |
消費者金融カードローンで複数の借り入れがあるなら、低金利の「auじぶん銀行カードローンの借り換えコース」が利用できます。
auじぶん銀行カードローンは「誰でもコース」と「借り換えコース」の2種類があり、借り換えコースなら上限金利年12.5%で融資が受けられます。
ちなみに筆者も、auじぶん銀行カードローンの借り換えコースでお金を借りたことがあり、年4.0%の実質年率でお金を借りることができました。
堅実な利用を重ねて年収も増えてくれば限度額アップと金利ダウンが実現できますので、長期で利用するにはオススメのカードローンといえます。
【カードローンau限定割 誰でもコースの借り入れ利率】
限度額 | 実質年率 |
---|---|
710万円~800万円 | 年1.38%~3.4% |
510万円~700万円 | 年3.4%~4.9% |
310万円~500万円 | 年4.9%~6.9% |
110万円~300万円 | 年6.9%~12.9% |
10万円~100万円 | 年12.9%~17.4% |
【借り換えコースの借り入れ利率】
限度額 | 実質年率 |
---|---|
限度額 | 実質年率 |
710万円~800万円 | 年0.98%~3.0% |
510万円~700万円 | 年3.0%~4.5% |
310万円~500万円 | 年4.5%~6.5% |
110万円~300万円 | 年6.5%~12.5% |
10万円~100万円 | 年12.5% (※限度額は100万円の場合のみ) |
消費者金融カードローンを選ぶ場合は、できるだけ金利手数料が低いカードローンを選ぶと同時に、金利手数料の仕組みを理解したうえで申し込むことも大切です。
ここからは、キャッシングの金利が決まる仕組みや法律などについて詳しく解説していきます。
カードローンの金利の設定は、消費者金融や銀行それぞれの方針により異なります。
ただ、上限金利だけは利息制限法で決められたルールがあります。
【利息制限法の金利条件】
・元本の金額が10万円未満の場合…上限金利は年20%
・元本の金額が10万円以上~100万円未満の場合…年18.0%
・元本の金額が100万円以上の場合…年15.0%
上記の金利手数料を超えて融資をすると法律違反になり、消費者金融であれば貸金業の登録を取り消されたり法的なペナルティを受けたりする場合もあります。
ちなみに、実際のところ消費者金融や銀行で金利を設定する場合は、実際の借り入れ額ではなく限度額が基準となります。
上記の利息制限法のルールにあてはめると、借り入れ額が10万円だったとしても限度額が100万円以上の場合、上限金利は年15.0%で設定されます。
ほとんどのカードローンでは、延滞をせずに年収も増えていくと利用限度額増枠の案内がきます。
できるだけ金利を下げたいなら、借り入れをする予定がなくても限度額増枠の案内が来たら申し込むことをオススメします。
※参考:日本貸金業協会公式サイト「お借り入れの上限金利は年15%~20%です」
カードローンの金利手数料を計算したいときは、カードローン公式サイトの返済シミュレーションを使うのが便利です。
返済シミュレーションが使えない場合は、簡易的に以下の計算式でも金利手数料が計算できます。
【金利(利息)の計算式】
借り入れ残高✕借り入れ利率÷365日✕借り入れ日数
ただし、カードローンによっては毎月の最少返済額が決まっています。
10万円を借りた場合、毎月3,000円の返済で済む場合もありますし、10,000円づつ返済していかなければいけないカードローンもあります。
金利手数料と実際の返済額は異なる点にも注意が必要です。
金利手数料の考え方については、りそなグループの公式サイトでもわかりやすい説明がありましたのでこちらも参考にしてください。
さきほどの例にもあったとおり、一般的に消費者金融カードローンの金利は銀行カードローンよりも高めです。
参考までに、消費者金融カードローンの金利が高い理由についても解説しておきたいと思います。
銀行と比較して消費者金融カードローンの金利が高いひとつ目の理由は「融資資金の内容が違う」点があげられます。
銀行の場合、カードローンで融資するお金(原資)は、基本的に預金者から預かったお金です。
預金者には預け入れ金利を支払いますが、いまの日本では年0.1%を下回る金利手数料しか支払っていません。
そのため、預かったお金を個人顧客に融資する場合でも、高い金利を設定する必要がないのです。
一方、消費者金融がお金を貸す原資となるお金は、金融機関からの借り入れも含まれます。
たとえばプロミスやアコムが融資をする場合は、自社資本もありますが銀行から融資を受けてお金を貸すケースもあります。
銀行からお金を借りると消費者金融側も金利を支払う必要がありますので、一般顧客に融資する際の金利も高くなります。
ふたつ目の理由は、銀行と消費者金融の融資額の違いです。
銀行は資金力があるため、1件あたりの利益が少なくても多数の顧客に融資をすることで利益を得ることが可能です。
つまり、薄利多売の考え方です。
一方、消費者金融の場合は規模が小さい中小の消費者金融も多く資金力もないことから、銀行カードローンと比較すると融資できる件数も少なくなってしまいます。
人件費や広告宣伝費も必要となりますので、1件あたりの儲けを多く出すために金利手数料はどうしても高くなってしまうのです。
三つ目の理由は審査基準の違いです。
具体的な審査基準は公開されていませんが、一般的に消費者金融よりも銀行カードローンの審査基準のほうが厳しい傾向があります。
消費者金融の審査が甘いわけではありませんが、パートやアルバイトなどの非正規雇用者や年収が少ない人にも融資しているところを見ると、銀行よりは審査通過のハードルは低いのかもしれません。
消費者金融は、金利設定を高めにしておき、一定数の利用者が返済不能になっても損をしない金利にしている可能性があります。
一方、銀行のなかには「年収200万円以上」「勤続1年以上」など、厳しい利用条件を設定しているところもあります。
銀行は審査を厳しくして貸し倒れリスクが少ない人だけに融資をしているため、金利を低くしても損をしない仕組みになっているのです。
カードローンの金利手数料を節約したい場合は、以下の方法があります。
金利を節約する方法
・できるだけ借り入れ利率が低いカードローンに申し込む
・キャンペーンを使ってキャッシュバックやポイント還元をうける
・無利息キャッシングを利用する
上記以外にも、金利手数料を節約するコツがありますので、いくつかご紹介したいと思います。
カードローンのキャッシング金利をできるだけ節約したいなら、早めに返済することをオススメします。
さきほど金利手数料の計算式をご紹介しましたが、カードローンの金利手数料は借り入れ残高が多ければ多いほど、そして借り入れ期間が長引けば長びくほど増えていきます。
下記は、プロミスの上限金利年17.8%で50万円を借り、12ヶ月で返済したときと24ヶ月で返済したときの比較表です。
12ヶ月で返済した場合の金利手数料は49,503円になりますが、完済までに24ヶ月かかった場合の金利手数料は97,923円となり、利息が膨らんでしまうことがよくわかります。
【プロミスで50万円を年率17.8%で借りて12ヶ月で返済した場合】
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 |
---|---|---|
549,503円 | 500,000円 | 49,503円 |
【プロミスで50万円を年率17.8%で借りて24ヶ月で返済した場合】
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 |
---|---|---|
597,923円 | 500,000円 | 97,923円 |
ほとんどのカードローンでは、毎月の返済日以外の随時返済を受け付けています。
できるだけ金利手数料を節約したいなら、毎月1回の返済日だけ返済するのではなく、手元のお金に余裕があるなら頻繁に随時返済することをオススメします。
金利手数料を節約するふたつ目の方法は「元金を多めに返済する」ことです。
さきほどの随時返済に共通する部分はありますが、毎月利息だけを返済しても金利手数料の節約にはつながりません。
1円でも多く元金を返済していけば、確実に金利手数料は節約できます。
下記はプロミスの返済シミュレーションで、50万円を毎月2万円づつ返済した場合と3万円返済した場合の比較表です。
毎月2万円返済したときより3万円返済したほうが元金は多く減るため、約5万円の金利手数料を節約できる計算になります。
【50万円を毎月2万円返済 ※プロミスから年率17.8%で借りた場合】
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 |
629,392円 | 500,000円 | 129,392円 | 0円 |
【50万円を毎月3万円返済 ※プロミスから年率17.8%で借りた場合】
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 |
578,635円 | 500,000円 | 78,635円 | 0円 |
三つ目の方法は、無利息キャッシングの利用です。
この点はさきほどから何度かお伝えしていますので詳しくは触れませんが、無利息期間中に完済できれば金利手数料は0円で済みます。
無利息サービスを提供するカードローンの契約がはじめてなら、他社からの借換えで1ヶ月分の金利手数料を節約する方法もあります。
たとえばアコムで50万円を借りていて、これまでプロミスの契約をしたことがないなら、プロミスで借りてアコムの残債を完済する方法もあります。
この場合、プロミスで借りたお金ですぐにアコムを返済しておけば、借り入れ残高は変わらずに1ヶ月分の金利手数料が浮く計算になります。
金利手数料を節約する方法以外にも、上限金利そのものを下げてもらう方法もあります。
上限金利が下がれば毎月の金利手数料もお得になりますので、できるかぎりの方法を試してみることをオススメします。
上限金利を下げる方法
・おまとめローンに申し込む
・カードローンの限度額を増枠してもらう
・金利の低いカードローンに借り換える
・金利ダウンを交渉する
複数の消費者金融で借り入れがあるなら、さきほどご紹介したようなアイフルのおまとめローンなどを利用する方法があります。
貸金業者が提供するおまとめローンは、総量規制対象外です。
「年収の三分の一まで」の借り入れ残高としてはカウントされますが、返済能力に問題さえなければ、ルール上は年収の三分の一を超えておまとめローンを契約することも可能です。
ただし、おまとめローンに申し込む際には以下の点に注意が必要です。
おまとめローンの注意点
・借り入れ利率が下がらないことがある
・おまとめローン契約後は、返済専用ローンになるため追加借り入れができない
・おまとめローンの融資額を含め他社借り入れ額が年収の三分の一を超えた場合は、他社消費者金融カードローンからの借り入れはできなくなる(クレジットカードのキャッシングもできない)
・収入証明書が必要になるケースがある
・おまとめローンを契約すると、他社借り入れ分は強制的に返済されるケースがほとんど
おまとめローンは、上記のように追加借り入れができない不便さはあるものの「つい借り過ぎてしまう」といった意志の弱い人にはオススメのローンといえます。
上記でも何度かお伝えしているように、カードローンの利用限度額が増えると金利は下がります。
限度額が増えると金利が下がるのには、以下ふたつの理由があります。
・利息制限法のルールが適用されるため
(例:100万円を超える融資の上限金利は15%)
・堅実に利用していると銀行や消費者金融から見た信用度がアップするため
(貸し倒れリスクが低くなるため低金利でも融資が受けられるようになる)
限度額アップを希望するなら、消費者金融や銀行から「増額案内」がきたときがチャンスです。
カードローンを契約して堅実に返済を続けていると、契約後6ヶ月~1年後くらいに増枠の案内がくることがあります。
電話かメールで増枠案内が届いたら、ぜひ増枠手続きしておくことをオススメします。
なお、限度額アップには所定の審査をパスする必要がありますので、他社ローンも含めて延滞しないように注意しましょう。
借り入れ金利が高いカードローンから低金利のカードローンに借り換えると、当然ですが利息は節約できます。
ただし、カードローンの借り換えにはいくつかの注意点があります。
ひとつ目の注意点は「借り換え元ローンの返済を怠ってしまうこと」です。
借り換えに成功すると、一時的に安心してしまうこともあり、元々借りていたローンの返済を後回しにしてしまうケースがあります。
元のローンをそのままにしていると借り入れ総額は増えてしまい、金利手数料も余計にかかることになります。
借り換えが成功したら、すぐに元々借りていたローンを返済するようにしましょう。
ふたつ目の注意点は「正式なおまとめローン」と「借り換えローン」とでは審査基準が異なる点です。
正式なおまとめローンとは、さきほどご紹介したアイフルなどの一本化ローンのことを指します。
一方、借り換えローンとは「auじぶん銀行カードローン借り換えコース」などのことを指します。
それぞれのローンで異なる点は「借りていたローンの返済が強制的におこなわれるかどうか?」です。
正式なおまとめローンは、おまとめローンを提供する貸金業者や銀行が元々の債務を強制的に返済します。
そのため、おまとめローン審査時には「最終的に残った残高を返済できるかどうか?」が審査されます。
一方、借り換えローンの返済は強制的ではなく、ローン契約者に委ねられます。
利用者によっては元々のローンを返済しないこともあるため、借り換えローンの審査では「現在の借り入れ額+借り換えローンの契約額の合算」で返済できるかどうかが審査されます。
当然ながら後者のほうが残債は増えますので、返済能力を考えると多額の融資を受けるのは難しいでしょう。
利便性を求めるなら借り換えローンでもいいですが、確実に完済したいならおまとめローンがオススメです。
金利ダウンの交渉が成功するかどうかは、正直なところカードローン契約者の利用実績と貸金業者によって結果が変わってきます。
銀行の場合は、基本的に個人融資の金利交渉には応じてくれません。
一方、消費者金融の一部では個別の金利交渉に応じてくれる場合もあります。
筆者も過去にアコムを利用していましたが、何度か交渉を重ねた結果、金利を年13.0%から年12.0%に下げてもらったことがあります。
ただし1年程度利用したくらいでは、交渉するのは難しいかもしれません。
堅実な利用を何年も続け、年収も増えて貸金業者からの借り入れ額も増えてきた段階で交渉すると金利ダウンに応じてくれる場合もあります。
金利手数料が気になるなら、利息なしでお金を借りる方法もあります。
最後に、無利息で融資が受けられる公的融資の内容や、お金を借りなくても済む方法もいくつかご紹介しておきます。
カードローンの場合は、契約した翌月には返済がはじまります。
無利息が適用されている期間も、元金の返済は必要です。
できるだけ返済負担を軽くしたいなら「スキップローン」を利用する方法があります。
スキップローンとは、ローンの融資が降りてから「一定期間返済しなくても良い期間があるローン」のことを指します。
運転免許ローンや自動車ローンでも、最近はスキップローンを採用するところが増えてきました。
スキップローンを上手に活用すれば、ローン契約後3ヶ月~6ヶ月程度のあいだは返済しなくても済むため、働いて貯金するなど生活を立て直す期間に充てることも可能です。
【代表的なスキップローンの例】
※参考:中古車のガリバー/スキップローン
エポスカードの学生応援スキップ払い
JACCSのショッピングクレジット
お金がないならカードローンを利用することだけを考えるのではなく、お金を借りなくても済む方法も考えてみましょう。たとえば、以下の方法があります。
お金を借りない方法
・日雇いや登録制アルバイトでお金を稼ぐ
・クラウドソーシングなどで副業をする
・アフィリエイトやポイントサイトで稼ぐ
・不要なものを売ってお金にする
・質屋や買取ショップで不要品を買い取ってもらう
不要品買取以外は、現金を手に入れるまで時間がかかります。
ただ、余計な金利手数料を負担する必要はないため、生活費を圧迫することもないでしょう。
カードローンを利用するときは、かならず返済能力を確認してから申し込むことをオススメします。
収支のバランスを考えて返済が厳しいなら、無理にカードローンを利用するのは控えるようにしましょう。
今回の記事でお伝えしたように、キャッシング金利が高い順番で見るとクレジットカードと消費者金融のキャッシング金利が年18.0%ともっとも高く、つぎに銀行カードローンの上限金利が年14%~18%前後と若干低くなることがわかりました。
ただ、金利が高い消費者金融では30日間の無利息サービスがありますので、短期で返済できる人は消費者金融のほうが実質負担は軽く済みます。
カードローンによっては、さまざまなキャンペーンが展開されている商品もあります。
金利だけにとらわれることなく、トータルで見てどのカードローンがお得なのか考えることも大切です。
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