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不動産担保ローンおすすめランキング10選!審査の流れと大事なポイント!

不動産担保ローンは、カードローンよりも低金利で高額融資が受けられるローン商品です。

しかし、不動産を担保にしてお金を借りるため、利用できる条件はそれなりに厳しく、またリスクも伴います。

ここでは、不動産担保ローンとは何か、利用する上でのメリットとデメリット、審査甘いローンを選ぶときに確認すべきポイントなどを解説するとともに、おすすめの不動産担保ローンをランキング形式で比較ご紹介します。

ページ概要

不動産担保ローンおすすめ10選比較

スクロールできます
アイフルビジネスファイナンスセゾンファンデックス
(事業者担保ローン)
つばさ
コーポレーション
日宝アサックス東京スター銀行関西みらい銀行住信SBI
ネット銀行
楽天銀行みずほ銀行
年率カードローン:5.0%~14.8%
ビジネスローン:2.49%~14.8%
開業支援ローン:2.49%~9.89%
変動金利:2.75%~4.55%
固定金利:4.5%~9.9%
(実質年率:15.0%以内)
4.00%~15.00%
(実質年率:15.0%以下)
4.0%~9.9%1.95%~6.90%
1.95%~4.80%(事業向けローンのみ・初回借り入れで1,000万円を超える場合)
スター不動産担保ローン
変動金利:0.85%~8.35%
固定金利:1.35%~9.10%
スター不動産担保ビジネスローン
固定金利:3.75%~6.00%
2.0%~9.8%2.95%~8.9%0.83%~9.59%2.975%(変動金利)
融資額カードローン:100万円~5,000万円(個人事業主は2,000万円以下)
ビジネスローン:100万円~5億円
開業支援ローン:100万円~1億円(個人事業主は5,000万円まで)
100万円~5億円記載なし50万円~5億円300万円~10億円スター不動産担保ローン
100万円~1億円
スター不動産担保ビジネスローン
500万円~3億円
最高1億円
(事業性資金5,000万円まで)
300万円~1億円100万円~1億円100万円~1,000万円
取扱手数料手数料・保証料なし
+登記費用、印紙税等の実費
・事務手数料:融資金額の1.65%以内<税込>
(来店契約ができない場合は、北海道・四国・九州44,000円<税込>、その他地域22,000円<税込>を別途負担)
・調査料:融資金額の0.55%以内<税込>
+登記費用、印紙税等の実費
事務手数料:0.00%~5.00%
+登記費用、印紙税等の実費
手数料・保証料(パーセンテージ記載なし)
+登記費用、印紙税等の実費
融資金額に対して0%~3.3%
+登記費用、印紙税等の実費
スター不動産担保ローン
融資金額に対して2.2%
スター不動産担保ビジネスローン
融資金額に対して1.1%
+登記費用、印紙税等の実費
保証会社宛担保調査手数料:55,000円(税込)
当社宛事務手数料
融資金額1,000万円以内:55,000円(税込)
融資金額1,000万円超 :110,000円(税込)
+登記費用、印紙税等の実費
保証委託事務手数料:借入金額の1.32%(税込)
融資事務取扱手数料:借入金額の0.88%(税込)
+登記費用、印紙税等の実費
借入金額の2.20%(最低38,500円(税込))
+登記費用、印紙税等の実費
融資スピード記載なし最短即日回答(仮審査)
本審査から最短1週間融資
最短即日~1週間正式申込み後最短3営業日スター不動産担保ローン
約1週間
スター不動産担保ビジネスローン
約3週間
仮審査回答:3営業日以内
本審査回答:全書類が到着してから10営業日
最短3週間
融資期間カードローン
元金定率リボルビング返済 : 最長8年4か月(100回以内)
元金自由返済 : 最長5年(60回以内)
ビジネスローン
元金一括返済:最長2年(24回以内)
元利均等返済:最長30年(360回以内)
開業支援ローン
元利均等返済:最長30年(360回以内)
5年~25年(60回~300回)
(変動金利の場合、利率の見直しに伴い、原則として毎月の返済金額は増額されないが、返済期間は最長35年(420回)となる場合がある。)
最長30年( 1回~360回)1カ月~30年元金一括返済:3カ月~30年 (3回~360回)
元利均等返済:12カ月~30年 (12回~360回)
スター不動産担保ローン
1年~20年
スター不動産担保ビジネスローン
最長30年
12カ月以上25年以内最長35年最長25年1年毎自動更新
(満70歳まで)
融資期間法人・個人事業主法人・個人事業主個人・法人・個人事業主個人・法人・個人事業主個人・法人・個人事業主個人・法人・個人事業主個人・法人・個人事業主個人個人個人
公式公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

アイフルビジネスファイナンス|不動産担保ローン

メリット
・来店不要で手続き可能
・手数料・保証料なし
・2番抵当以下でも対応可能

デメリット
・対象は法人・事業者のみ
・最高金利が高い
・一部商品では、繰上返済・一括返済に早期返済違約金が発生する

アイフルビジネスファイナンスは、申し込みから融資まで来店不要で手続きできる不動産担保ローンを提供しており、カードローン、ビジネスローン、開業支援ローンの3種類から選択できます。カードローンタイプは融資額こそ低いものの、設定された限度額内であれば繰り返し利用できるという強みがあります。

登記費用、印紙税などの実費はありますが、手数料や保証料などの費用が不要です。

利用対象は事業者のみで、サラリーマンやアルバイトといった雇用者は利用できません。また、繰上返済や一括返済などをすると早期返済違約金が発生します。

  • 開業支援ローン
    支払期日前返済元金に5.00%を乗じた額
  • ビジネスローン
    支払期日前返済元金に2.00%を乗じた額

早め早めに返済して負担を減らすのが難しいので、返済計画は入念に練っておきましょう。

セゾンファンデックス|事業者担保ローン

メリット
・全国対応
・最短即日回答も可能
・不動産担保力重視の審査基準

デメリット
・地域によって手数料が変動
・融資スピードは少し遅め

セゾンファンデックは、個人や事業者向けの不動産担保ローンを多数取り扱っています。事業者向け不動産担保ローンは、低金利で最高5億円まで融資可能、融資スピードはそれなりに時間を要しますが、全体的にハイスペックです。

不動産担保力を重視しており、銀行では融資が難しいケースでも、顧客の返済能力や計画性などを考慮し、独自の審査基準で対応してくれます。

全国対応ですが一部取り扱っていない地域があります。また、地域によって必要となる手数料が変動する点には注意が必要です。

つばさコーポレーション|不動産担保ローン・不動産活用ローン

メリット
・全国対応
・融資額上限なし(不動産担保評価内)
・優遇プランあり

デメリット
・高金利
・事務手数料が高い

つばさコーポレーションは、全国に展開している不動産関連ローンを多数扱っているローン会社です。不動産担保ローンは、個人向けの不動産活用ローンと事業者向けの不動産担保ローンの他、不動産売却つなぎローン、不動産購入ローンがあります。

一定の条件を満たした方を対象とした優遇プランも用意されています。

基本となる金利は4.0%~15.0%と高めの設定になっています。事務手数料は0.0%~5.0%となっており、融資額によっては負担が大きくなるでしょう。

日宝|不動産活用ローン

メリット
・実績約40年の老舗
・最短即日融資
・銀行では受け付けない物件にも対応

デメリット
・特になし

日宝は、40年以上もの実績を持つ全国対応の老舗不動産担保ローン会社です。信頼性は非常に高く、10%以下の低金利、最短即日のスピード融資にも対応しています。

賃貸物件、共有物件、赤字決算など銀行では融資が難しい方にも柔軟に対応しています。

アサックス|不動産活用ローン

メリット
・最高10億円の高額融資
・1.95%~6.90%の低金利
・優遇金利あり

デメリット
・事務手数料が少し高め
・対象地域が狭い

アサックスは、事業者向け不動産担保ローンと個人向け不動産活用ローンを取り扱っています。

ノンバンクローンの中では非常に低金利な設定になっている上に、事業者向けローンは条件を満たすと金利を優遇してもらえる可能性があります。

最短3日で融資可能とスピーディな対応も大きな特徴です。

対象エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都と地域が限定されています。また、事務手数料は最高3.3%と高めの設定なので、その点にも注意しましょう。

東京スター銀行|不動産担保ローン・不動産担保ビジネスローン

メリット
・信頼席と安定性が高い
・団体信用生命保険への加入が選択可能
・繰上返済手数料なし

デメリット
・融資スピードが遅い
・利用条件が厳しい

スター不動産担保ローンとスター不動産担保ビジネスローンの2種類が提供されています。金利条件が他社と比べても良く、変動金利の場合は最低金利が1%以下となっています。

繰上返済手数料が不要なので、早期完済が可能という大きなメリットがあります。

ただし、利用条件はそれなりに厳しくスター不動産担保ローンを利用するには最低でも年収200万円が必要になります。また、融資を受けられるまで1週間~3週間かかるので、急いでいる方には向いていません。

関西みらい銀行|不動産担保型フリーローン

メリット
・資金使途自由で生活費、事業資金にも利用可能
・団体信用生命保険への加入が選択可能

デメリット
・即日融資には未対応

関西みらい銀行は、不動産担保型のフリーローンを提供しています。

低金利で1億円までの高額融資が可能で、使用使途は制限されておらず、生活費から事業資金まで利用できます。

万が一のためにがん保証付きの団体信用生命保険も用意されており、加入する場合は融資金利に0.2%が上乗せされます。

住信SBIネット銀行|不動産担保ローン

メリット
・低金利である
・仮審査はWEB完結
・住宅ローン返済中でも利用可能

デメリット
・審査に時間がかかる
・繰上返済手数料がかかる

住信SBIネット銀行不動産担保ローンは、銀行ゆえの高い信頼性と安定性を持ったローン商品です。仮審査はすべてネット上で行うことができます。

柔軟性にも富み、住宅ローンを返済中の方も利用できます。

申し込みから融資までは少々時間がかかるので、急いでいる方向けではありません。また、繰上返済手数料は返済額の3.143%かかるので、よく考えながら実行する必要があります。

楽天銀行|不動産担保ローン

メリット
・来店不要
・低金利である
・繰上返済手数料なし

デメリット
・融資まで最低でも3週間かかる

楽天銀行が提供している不動産担保ローンは、ネット銀行ということもあり来店不要で申し込みから借入まで可能です。10%を切る低金利な設定で1億円まで借りることができます。

利用中も繰上返済が手数料なしで行えるので、早期完済も可能です。

ただ、申し込みから融資まで最短でも3週間はかかるので、スピーディな対応は期待できません。

みずほ銀行|ホームエクイティローン「みずほプレジャーエイジ」

メリット
・カードローンタイプで繰り返し利用可能
・上限年齢に達するまで利用できる

デメリット
・最大1,000万円までしか利用できない
・申込条件が厳しい

みずほ銀行ホームエクイティローン「みずほプレジャーエイジ」は、自宅の評価額から住宅ローンなどの借入残高を差し引いた金額を融資する、カードローンタイプの不動産担保ローンです。

限度額内なら何度も繰り返し利用することができ、問題を起こしたり途中で解約しない限りは満70歳まで契約が更新されます。

融資上限は最大1,000万円までで、資金使途は自由ですが事業性資金などには利用できません。

申込条件は厳しく、物件は申込者本人または配偶者の共有であること、第1抵当権の設定が可能な物件であること、賃貸や店舗などと併用していない純粋な自宅である必要があります。

不動産担保ローン審査の流れと大事なポイント

審査の流れ

STEP
仮審査の申し込み

不動産担保ローンを提供している公式WEBサイトや、電話などから申し込みます。

個人情報や所得情報など、基本的な情報を伝えます。

STEP
仮審査

提出した情報を基に属性審査や、個人信用情報機関などで借入情報を確認されます。

仮審査は最短即日で回答をもらえる金融機関もありますが、基本的には数日から1週間かかります。

STEP
面談

身分証明書や印鑑、指定された収入証明書を持って店舗まで行きます。

面談では、不動産担保ローンに関する詳しい説明や、本審査の申し込み手続き、本審査に必要な書類の説明、現地調査の日程を設定などを行います。

STEP
現地調査

物件の確認を行う作業で、1時間もかからないことがほとんどです。

不動産は、図面や面積、耐用年数などから積算評価や固定資産税評価を出しますが、あくまで推定的な値しか出すことができません。

現地調査を行うことで、建物の傷み具合や本当に物件が存在しているか、虚偽の申告をしていないかなどを確認します。また周辺の不動産会社への聞き取りも行います。

現地調査は担当者が行うので、申込者の立ち合いはあまり必要とはされませんが、立ち合いを求められた場合は応じたほうがよいでしょう。

STEP
本審査

現地調査と必要書類んぼ提出が完了したら本審査が始まります。

申込時に提出した情報、現地調査で得た情報、必要書類を基に精度の高い審査が行われます。

この審査は1週間から3週間ほどかかります。

STEP
契約

本審査に通ったら契約手続きを行います。

契約書の作成や、手数料などの費用もこの段階で支払います。

費用は融資額から差し引かれることがほとんどなので、まとまったお金を用意しておく必要はありません。

一般的な審査の流れは上記のようになっていますが、WEB完結申込を提供している金融機関では来店が必要になるステップが省略されることがあります。

審査で必要になるもの

不動産担保ローンは提出する書類の数が多く、中にはすぐに取得できないものもあります。申し込む前に聞いておくか、面談または仮審査後にメールや電話などで必要な書類の説明を受けるので、わかり次第すぐにそろえ始めましょう。

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本人確認書類・運転免許証、パスポート、健康保険証など、顔写真入りの身分証明書
・家族全員が記載された住民票
・印鑑証明書、など
収入証明書給与所得者
・源泉徴収票
・住民税課税証明書
自営業者
・確定申告書
・所得税納税証明書
・法人決算書類一式
法人
・源泉徴収票
・住民税課税証明書
・法人決算書類一式、など
不動産に関する書類・不動産登記簿謄本
・評価証明書
・公図
・地積測量図
・間取り図が記載されているもの(パンフレットなど)、など
納税等に関する書類・住民税納税証明書
・固定資産税納税証明書、など
その他・法人登記簿謄本(法人)
・償還表(法人)
・借入計画書
・事業計画書、など

審査で重視されること

不動産担保ローンで重視されていることは3つです。

  1. 申込者の収入
  2. 不動産の価値
  3. 個人信用情報の記録

不動産担保ローンは、他のローンと同じく毎月返済していかなければなりません。返済能力がなければ不動産に高い価値があっても融資してもらうことはできません。また、自宅を担保にする場合は総量規制の対象になるので、年収は重要になってきます。

不動産の価値はそのまま融資額に直結する部分です。不動産の価値は事前にある程度調べることができます。固定資産税評価や積算評価などである程度わかります。しかし、現地調査で物件の状況を加味されると事前の評価よりも価値が低くなることがほとんどです。不動産担保ローンの融資額は不動産価値の60%~80%とされていますが、申込前の段階では50%~70%で見積もっておくと大体の融資額に近くなります。

個人信用情報は、他社借入件数や借入金額、返済状況などの情報が記録されています。借入件数が多いと審査に通りにくくなり、返済の延滞や債務整理などを行った記録が残っていると融資を断られます。

不動産担保ローンってどんなローン?

不動産担保ローンは、申込者本人やその家族が保有している不動産(土地、家、マンション、店舗など)を担保とし、その不動産の価値でお金を借りるローンです。

無担保で利用できるローンよりも金融業者から信用してもらいやすく、低い金利で高額な融資を受けることができます。また、万が一返済ができなくなっても担保を売却して返済することが可能になります。

担保にできる不動産を持っている方なら誰でも申し込むことができますが、商品内容によっては利用対象を制限していたり審査基準が厳しかったりするので、よく確認することが重要です。

不動産を担保にするメリット

低金利で借りることができる

不動産担保ローンは、無担保ローンよりも低金利で借りることができます。

銀行が提供しているものならば、最高金利が10%以下で設定されているものが多くあります。最低金利も低いところでは1%以下のものもあります。

ノンバンクの場合は、最高15%以下のところもありますが、10%を切るものも多くあります。最低金利は1%を切るものはないものの十分に低金利な設定になっています。

無担保ローンよりも低金利であることは間違いないので、利息負担を低く保ちながら長期利用が可能です。

高額借入が可能

無担保ローンで提供される最高限度額はどれだけ高くても1,000万円程度です。また、総量規制などを考慮すると、年収の3分の1以上の借入は不可能なので、1,000万円まで借りられることはほぼないでしょう。

対して不動産担保ローンは、最低限度額100万円からというところが多く、最高限度額は1億以上になる場合がほとんどです。加えて融資額は不動産の価値で決定されるため、総量規制に左右されることはありません

しかし、自宅(居宅)を担保にする場合は総量規制の対象となるため、不動産担保ローンといえど年収による計算となる点には注意が必要です。

長期間利用できる

不動産担保ローンは、20年~30年という長期契約が可能です。返済期間を長くとることができるため、月々の返済金額も無理のない範囲に設定することができます。

ただ利用には年齢制限があるので、高齢でローンの契約と行うと利用期間が短く設定されてしまいます。

さらに融資金額そのものが大きいため返済金額もそれに比例して多額になりやすい事や、返済が長期化するため、総支払金額などは膨大になります。

支出のバランスを確認し、返済を計画的に行う必要があります。

家族が所有している不動産も利用できる

不動産担保ローンは、本人だけでなく三親等内の家族や親族が所有している不動産も担保にすることができます。

  • 一親等:父・母・子ども
  • 二親等:祖父母・孫・兄弟姉妹
  • 三親等:曾祖父母・おじ・おば・おい・めい

ただすべての不動産担保ローンが親族の不動産を受け付けているわけではありません。二親等までとするところや、本人または配偶者との共有の物件のみしか受け付けない場合もあります。

また他人名義の不動産を担保にする際は、当然ながら不動産所有者の同意書や同所有者に連絡保証人になってもらう必要があります。

不動産を担保にするデメリット

不動産を失う可能性がある

不動産担保ローンは、ローンの返済できなくなったときに担保にしている不動産を売却して返済に充てられます。自宅を担保にしていた場合は、住む家を失うことになり、生活が困難になるでしょう。

返済ができなくなる理由は様々ですが、返済できなくなったからといってすぐに売却されるわけではありません。

例えば、契約者が何らかの理由で亡くなったしまった場合は、相続人がローンの返済を継続するかしないかで状況が変わります。返済が継続できるのであれば完済までそのままですが、そうでなければ担保不動産を売却して返済することになります。

また、何の連絡もなく返済を延滞し続けており、督促にも一切応じなかった場合は、返済能力や返済意思がないと見なされ売却が実行されます。

不動産担保ローンには、死亡や病気、障害などで支払えなくなった時のために保障を提供しているところもあり、ローンの契約と同時に加入することができます。

しっかりとした返済計画とともに、万が一に備えて団体信用生命保険に加入しておくとよいでしょう。

不動産を売却しても返済しきれない場合がある

不動産が担保割れを起こしていると、売却しても完済できなくなります。

担保割れとは、不動産の担保価値が、ローンの残高より低くなっている状態です。例えば、不動産の価値が3,000万円、ローン残高が3,500万円だった場合、不動産を売却しても500万円の借金が残ります。

借金が残ると再度ローンを組み直して返済していくことになります。

それができない場合は、債務整理や自己破産などの手続きを取らなければならなくなりますが、担割れを起こしていると債務整理は非常に難しいため、とれる手段が自己破産しかないという状況に陥りやすいでしょう。

手続きに必要な書類が多い

無担保ローンは基本的に本人確認書類があれば融資を受けられますが、不動産担保ローンの場合は本人確認書類に加え、印鑑証明書、収入証明書、決算書類、不動産登記簿謄本、固定資産税納付書、商業登記謄本など様々な書類が必要になります。

また、個人なのか、個人事業主なのか、法人なのかで必要となる書類が少しずつ異なります。

すぐに用意できる書類もあれば取得に時間がかかるものもあるので、ローンに申し込む前に必要な書類はすべて揃えておきましょう。

融資までに時間がかかる

不動産担保ローンは、書類の確認や不動産の鑑定をしなければならないため融資までに時間がかかります。申し込みから融資まで1週間以内から1カ月となることが多いでしょう。

最短即日融資も可能としているところもありますが、無担保ローンのように1時間で審査が完了するわけではないので、あまり期待しないほうがよいでしょう。

早くても申し込んでから3営業日はかかると考えましょう。

事務手数料や違約金などの費用がかかる

不動産担保ローンでは、事務手数料や不動産鑑定などに多額の費用がかかります。

下記は審査で必ず必要になる費用です。また場合によってはこれら以外にも費用が発生します。

  • 事務手数料
  • 抵当権設定費用
  • 印紙税
  • 不動産鑑定費用
  • 火災保険料(建物を担保にする場合、すでに加入している場合は再度入り直す必要はない)

事務手数料などは融資金額から差し引かれるため、実際に支払う必要はありません。もし融資前に支払いを求められたら、非正規の業者である可能性があるので注意しましょう。

費用は審査時だけでなく、利用中に金利タイプや条件を変更するときや、繰上返済などを行うと発生します。

特に繰上返済は、不動産担保ローンではあまり歓迎されません。借り手としては早く完済したいものですが、金融機関側としては設定した返済期間まで利用することを前提としているので、無担保ローンと同じ感覚で繰上返済を行おうとすると繰上返済手数料が発生し、一括返済を行うと途中解約という扱いになり違約金が発生することもあります。

繰上返済を返済計画に含めるのであれば商品概要などをしっかり読み、繰上返済しても違約金が発生しないか確認しましょう。

不動産担保ローン選びの失敗を減らす8つのポイント

①対象地域を確認する

不動産担保ローンは全国対応のものから、地元地域やその近隣地域しか取り扱っていないものがあります。

求めている条件がそろった商品を見つけても、対象地域に入っていないと申し込むことはできません。また、時間をかけて調べたのに、対象地域外だったと後で知るのは時間的にも大きなロスになります。

対象地域は真っ先に確認するようにしましょう。

②金利を比較する

金利はできるだけ低く設定されているものを選ぶことで、利息を抑えることができます。

不動産担保ローンは融資額が大きく、繰上返済時に手数料が必要になるなど、利息の軽減方法がほとんどありません。

そのため、できるだけ金利が低いところを選ぶことが重要になります。

③融資金額を比較する

ほとんどの不動産担保ローンでは最高限度額は1億円以上となっているので、不動産の評価にもよりますが、大きな金額で借りることは可能です。ですがごくまれに1,000万円~3,000万円までとしている金融機関もあります。

一般的に、融資金額は担保にされた不動産価値の60%~80%程度で設定されます。不動産価値が高いのに限度額が低いところで申し込むのはあまり得策ではありません。ただ、必要な金額がそこまで大きくない場合は借りすぎ防止という意味では有効な手段になるかもしれません。

④必要な費用を比較する

不動産担保ローンは、手数料や保険料、印紙税、登記費用などの費用がかかります。

たとえば事務手数料は、融資金額に2.0%などの一定の割合で設定されているローンや、一件10万円や1億円未満で15万円などのように固定化されているローンもあります。割合型は平均2.0%~3.0%程度で設定されるので、融資額によっては何十万円もかかることもあります。

中には手数料・保険料なしとしているところもありますが、そのような商品は金利が高く設定されているなど、メリットばかりではありません。

また、手数料・保険料なしとしているところでも、印紙税、登記費用などの実費は必ず発生します。

⑤融資スピードを確認する

即日融資可能な不動産担保ローンもありますが、ほとんどの場合は融資してもらうまでに最低でも数日はかかります。融資スピードに関してノンバンク系は3営業日以内、銀行系だと1カ月かかる事も珍しくありません。

審査回答に関しては、仮審査であれば即日で結果を出してもらえることも少なくありませんが、大体は3営業日以内~1週間以内としているところが多いでしょう。

急いでいる方は、融資スピードの確認は必須です。しかし最短即日回答や最短3日以内に融資としていても様々な要因で審査に時間がかかることがあるので、余裕をもって申し込むようにしましょう。

⑥病気や事故にあった時の保障があるか確認する

長期のローンを組むと、完済できなくなる状況になる可能性があります。病気や事故での長期入院、契約者の死亡、勤務先の倒産、給料の減額などは誰にでも起こりえるリスクです。

不動産担保ローンの契約にはこういった問題に陥ったときに備えて、保険や保障を提供しているものがあります。

よく見られるのが団体信用生命保険で、契約者に万が一のことがあったときにローンを保険金で賄う事ができます。家がそのまま残るので、同居している家族はローンの返済を気にせず引き続き家に住み続けることができます。また、その他にもがん保険など病気に対応したものもいくつかあります。

ただ、すべての不動産担保ローンにこういった保険がついているわけではないので、外部の保険に自分で加入するなど対策が必要になることも少なくありません。

担保にした不動産を売却しても問題ない建物であるなら保険は必要ないでしょう。

⑦複数の金融機関で審査を受ける

不動産担保ローンは金融機関ごとに不動産の査定基準が異なり、融資金額に差が出ます。いくつか候補を決め、複数の会社で審査してもらい条件の良いところを選ぶこともできます。

契約をする前であれば申し込みを破棄してもペナルティはありませんし、手数料などの費用も請求されません。

⑧担当者の対応を比較する

不動産担保ローンの説明を受けるときは、普段の生活では触れないような言葉や内容が多くあります。そうした中で、担当者が分かりやすく説明してくれるか、質問にもしっかりと明確に答えてくれるかはとても大事なポイントになります。

顧客が理解しているかなど全く気にせず商品を進めてきたり、専門用語を頻発し顧客が理解できないと高圧的な態度をとるような担当者ではローンを組むのにも不安が残り、後々トラブルに発展するかもしれません。

ただ、担当者の対応は人による部分も多く、経験の浅い担当者もいるため、それだけで会社の良し悪しを決めるのは早計ではあります。

基本的には複数社に相談してそれぞれの雰囲気などを見るのがよいでしょう。しかし、求める条件がほぼ揃っていてどうしてもここがいいという会社があるなら、複数の担当者と話ができるよう違う日に何度か連絡をしてみるとよいかもしれません。

FP監修者

事業企画部 シニアマネージャー

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
生命保険/損害保険募集人資格 所持

生損保の営業を経て、マーケティングに従事。
営業経験や豊富な知識を活かし、お金にまつわるお役立ち情報やTipsを
わかりやすく解説できるよう努めて参ります。

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