おすすめの個人年金保険とメリット

「老後に備えて資産を増やしたいけど、株や投資に手を出すのは不安・・・」

資産運用を考えている方で、上記のような悩みを抱えている方は多いかと思います。

今のうちに老後資金を貯めておきたいと思った時は、個人年金保険を活用するのがおすすめです。

公的年金の受取額が今後減少するといわれている現在では、多くの方が個人年金保険を契約しています。

この記事でわかること
  • 個人年金保険は保険料を払うことで年金が受給できる生命保険で、受給期間には3つの種類が存在する
  • 通常年金に比べて個人年金保険は金利が高く、個人年金保険料控除を利用すると所得税・住民税が減額される
  • 申し込む個人年金保険を選ぶ時は、保険料の支払方法・払込期間・受取方法で選ぶのがおすすめ

この記事では個人年金保険についての解説や、収入の少ない方にもおすすめできる個人年金保険を5つ紹介します。

実感できるメリットや選び方などについても解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

収入が少ない方にもおすすめな5つの個人年金保険

個人年金保険を契約する際は、まず自身の目的や予算に合った保険を探す必要があります。

おすすめの個人年金保険としては以下の5つです。

  • マニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建)」
  • フコク生命の「個人年金みらいプラス」
  • 住友生命の「たのしみワンダフル」
  • 明治安田生命の「年金かけはし」
  • 日本生命の「みらいのかたち年金保険」

それぞれの個人年金保険には、異なる特徴が存在します。

契約を行う際は各商品の内容を確認・比較することがとても大事です。

ここではおすすめの個人年金保険を、1社ずつ詳しく解説していきます。

個人年金保険は老後資金を貯めることが可能な私的年金

個人年金保険は、保険料を払うことで老後の年金が貯められる生命保険です。

各保険が定める払込期間中に保険料を払っておくことで、年金受取時に資金が支給されます。

保険会社から支給される個人年金の額は、保険料の支払額や払込期間に応じて変動する場合が多いです。

一部の個人年金保険は成人だけでなく、学生などの未成年でも契約できます。

若いうちに加入しておけば学資保険のように、通学・学習で必要となる資金を貯めることが可能です。

また年金を受け取る前に契約者が亡くなっても、支払った保険料は死亡保険金として受け取れます。

万が一の事態に備えて私的年金を貯めておきたい方にも、個人年金保険はおすすめです。

個人年金は確定年金・有期年金・終身年金ごとに受給期間が異なる

個人年金保険には、確定年金・有期年金・終身年金の3種類が存在します。

それぞれの年金が持つ主な特徴は、以下の通りです。

確定年金

契約時に設定した期間内で年金を受け取る個人年金保険。
契約者がすでに亡くなっていても、期間内であれば年金は遺族へと支給される。

有期年金

契約時に設定した期間内で年金を受け取れる個人年金保険。
確定年期とは異なり、期間内であっても契約者が亡くなっていた場合は年金を受け取れない。

終身年金

契約者が生存していれば、一生涯にわたって年金が受け取れる個人年金保険。
ただし契約者が早期に亡くなった場合、受け取れる年金総額は少額になってしまう。

終身年金は確定年金・有期年金とは違い、年金の受給期間に制限がありません。

しかし支払う保険料は、確定年金と有期年金の方が安く抑えられます。

個人保険への加入を考えている方は、どの年金が自分に適しているのかよく考えてみてください。

個人年金保険をおすすめする3つのメリット

個人年金保険へ加入しておくと、3つのメリットを実感できます。

実感できるメリットの内容は、以下の通りです。

  • 通常年金よりも高い金利で老後の資金を貯められる
  • 保険料を払うことで所得税・住民税が控除される
  • 一括払いなどで保険料を払うと受取率が上昇する

国民年金の受給額は今後減っていくと予想されている現在は、独自に老後資金を貯めていくのが主流です。

個人年金保険を活用すれば、収入の少ない方でも順調に私的年金を貯められます。

個人年金保険料控除も利用できるため、税金を節約したいと考えている方にも個人年金はおすすめです。

ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

通常年金に比べて個人年金は年利が高く老後資金の積み立てに最適

個人年金保険は通常年金より年利が高いため、高い利回りを期待することが可能です。

老後の資金は普通に貯金することでも貯められますが、貯金を数十年にわたって継続するのは難しいといえます。

急なトラブルで出費がかさんでしまうと、すぐ貯金が底をついてしまう可能性が高いです。

しかし個人年金保険は、貯金のようにすぐ資金を引き出すことはできません。

保険料の支払いも口座振替・クレジット払いで対応できるため、効率良く老後資金を貯めやすいです。

貯金だけで老後資金を貯めるのが難しい方は、ぜひ個人年金保険の契約を考えてみてください。

個人年金保険料控除によって住民税などの支払い額を節約できる

個人年金保険は保険料を支払うことで、個人年金保険料控除が利用できます。

個人年金保険料控除とは、個人年金保険の保険料を支払っている方に適用される生命保険料控除制度のひとつです。

この制度を利用すると支払った年間の保険料に応じて、住民税などの税金が減額されます。

各保険料ごとに控除できる税金の額は、以下の通りです。

1年間に支払った個人年金保険の保険料 控除できる税金の額
20,000円以下 払込保険料全額
20,000円~40,000円 (払込保険料×1/2)+10,000円
40,000円~80,000円 (払込保険料×1/4)+20,000円
80,000円以上 一律40,000円

年間80,000円以上の保険料を払っていた場合、税金は40,000円も減額されます。

ただし個人年金保険料控除を利用する場合は、以下の条件を満たさなければいけません。

  • 加入中の保険に個人年金保険税制適格特約が付帯されている
  • 年金の受取人が契約者もしくは配偶者に設定されている
  • 年金の受取人が被保険者と同一
  • 保険料の払込期間が10年以上に設定されている
  • 年金の支払い開始日が60歳以降で、受取期間が10年以上の定期年金・終身年金である

個人年金保険で節税しようと考えている方は、条件内容をよく確認しておいてください。

保険料の支払方法を一括払いなどに設定すれば保険料も安く抑えられる

個人年金保険の保険料は、一括払いや半年払いで払うと支払総額を節約できます。

保険料を払う際に選択できる支払い方法は、一括払い・年払い・半年払い・月払いの4つです。

保険会社は保険料によって収益を得ているため、支払い期間が短くなれば保険料の支払総額は安く抑えられます。

保険料の支払総額を最も安く抑えられるのは一括払いで、支払総額が最も高くなるのは月払いです。

ただし1年間の支払い回数が少なくなれば、1回ごとに払う保険料の額はその分大きくなります。

保険料を安く抑えたいと考えている方は、途中で支払いが止まらないように注意してください。

個人年金保険に存在する3つのデメリット

個人年金保険は老後資金を貯めるのに便利ですが、デメリットもいくつか含んでいます。

主なデメリットは、以下の3つです。

  • インフレの影響を受けやすく資産価値が変動しやすい
  • 保険を途中で解約すると受け取れる年金が減ってしまう
  • 受け取る年金には所得税・贈与税などがかかる

個人年金保険で老後資金を貯める際は、インフレの影響に注意しなければいけません。

年金の受給額を下げたくないのであれば、保険の途中解約もなるべくは避けるのが無難です。

ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

インフレによって資産価値の低下をまねく可能性がある

個人年金保険はインフレが発生すると、年金の資産価値に影響をおよぼす可能性が高いです。

インフレとは物価やサービスの値段が上がり、お金の価値が下がる状態を指します。

もしインフレによってお金の価値が半減してしまうと、受け取る年金の価値も半分になるので要注意です。

個人年金保険を契約する際は契約内容を確認しつつ、インフレによる影響も予測しておく必要があります。

これから個人年金保険に加入する方は、インフレの可能性もよく考えながら申込先を選んでください。

途中で個人年金保険を解約すると元本割れが発生してしまう

個人年金保険は支払った保険料の額に応じて年金受給額が決まるため、途中解約は極力避けるべきです。

保険料を支払っている段階で解約してしまうと、元本割れが発生してしまいます。

元本割れは、保険料の支払総額が解約払戻金を下回ってしまう状態のことです。

元本割れが発生すると、解約時に受け取れる払戻金は上回った保険料の分だけ減額されてしまいます。

私的年金をなるべく多く受け取りたいのであれば、保険料の支払いは最後まで続けるのがおすすめです。

他の保険と異なり保険金に所得税・贈与税がかかる

個人年金保険で受け取れる私的年金は、他の年金と違って所得税や贈与税の対象になります。

そのため年金を受け取る際は、対象となる税金を支払わなければいけません。

契約者以外の方が保険金を受け取る時や、保険金を一括で受け取る時でも税金はかかります。

また所得税と贈与税はそれぞれ算出方法が違うため、加入する際は事前に負担額を計算しておくのがおすすめです。

個人年金保険を契約する時は、税金がいくらかかるのかよく確認しておいてください。

個人年金保険を決める時におすすめの選び方3選

個人年金保険へ加入する時は、まずそれぞれの目的や予算に合った保険を探す必要があります。

申し込む保険を選ぶ際は、以下の選び方を参照するのがおすすめです。

  • 返込率100%以上で高い利回りが期待できる保険を契約したい⇒保険料の支払方法で保険を選ぶのがおすすめ
  • 年金の受給額が多い保険を契約したい⇒払込期間の長さで保険を選ぶのがおすすめ
  • 毎月の年金受給額が多い保険を契約したい⇒年金の受取期間で保険を選ぶのがおすすめ

返込率が100%以上の個人年金保険には、将来受け取れる年金の額を増やせる場合があります。

払込期間の短い保険は1回ごとの保険料が高くなる分、年金の受取総額を増やすことが可能です。

保険選びで迷っている方は、どの保険が自分に適しているのかよく考えてみてください。

ここでは、それぞれの選び方について詳しく解説します。

利回りが高い保険を契約したい方は保険料の支払方法で選ぶ

個人年金保険で老後資金をなるべく多く用意しておきたい時は、まず支払方法の種類を確認すべきです。

冒頭部分で説明したように、個人年金保険には3つの支払方法が用意されています。

なるべく知周りの高い個人年金保険を探している方は、支払方法が外貨建・変額保険に設定されている保険を選びましょう。

外貨建・変額保険は元本割れの可能性がある代わりに、為替変動や運用先によって利回りが変動します。

保険料を払う時期によっては、円建より高い利益を得られるかもしれません。

個人年金保険で老後資金を効率良く貯めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

返戻率の高い保険を契約したい方は払込期間で選ぶ

なるべく返戻率が高い保険を契約したい時は、払込期間の長さを確認してみましょう。

保険料の払込期間が長くなると、その分だけ返戻率は低くなってしまいます。

返戻率が低くなれば、将来受け取れる年金の総額も減ってしまう可能性が高いです。

年金を少しでも多く受け取りたい場合は、払込期間が短い保険を選ぶのが適切です。

ただし払込期間が10年以下の保険は、個人年金保険料控除が適用されません。

年金をなるべく多く受け取りたい場合は、払込期間10年以上で受給開始が60歳以上に設定されている保険を選ぶのがおすすめです。

老後に年金を毎月多く受け取りたい方は受取期間で選ぶ

年金を毎月多く受け取りたい時は、受取期間の内容を確認してみましょう。

個人年金保険は受取期間の種類によって、老後に受け取れる毎月の年金額が異なります。

確定年金・有期年金は受取期間に制限がある分、1ヵ月ごとの年金受給額は高めです。

終身年金は毎月の年金受給額が少ない代わり、契約者が生きてればずっと受け取れます。

保険を選ぶ際は、老後のライフプランに合わせて保険を契約するのがおすすめです。

快適な老後生活を楽しみたいと考えている方は、保険の受取期間もよく確認しておいてください。

まとめ

個人年金保険について解説しましたが、いかがでしたか?

老後の資金を貯めたい方にとって、個人年金保険はとても便利なものです。

貯金と違って効率良く資金を貯めることが可能なため、現在では多くの方が個人年金保険を利用しています。

ただし保険内容はそれぞれの商品ごとに異なるため、契約する際は選び方がとても重要です。

自身の目的や収入に合った個人年金保険を契約できれば、資金を多く集められます。

これから個人年金保険を契約しようと考えている方は、ここで解説した知識をぜひ参考にしてみてください。