生命保険が必要な人の特徴

「生命保険なんてまだ若いし、健康だからいらない..」

このような理由で生命保険がいらないと思う方はいるでしょう。

結論からいうと、生命保険は万が一の備えとして加入をおススメします。

もし病気やケガになっても、高額な入院費やガン治療費など様々な費用を生命保険によって保障できるためです。

当記事では、生命保険がいらないと言われる理由やおすすめの生命保険を紹介します。

今は生命保険がいらないと思っている人ほど読んでみてください。

この記事でわかること
  • 生命保険で公的医療保険制度以外の自己負担を保障できる
  • 子どもや扶養家族がいる方は生活費や養育費を生命保険で準備できる
  • 生命保険は老後資金の形成や節税に利用できる

生命保険がいらないと言われる4つの理由

生命保険がいらないと言われる理由は多くあります。

その中でも、以下にいらないと言われる理由を4つ解説します。

  • 医療費の自己負担額は公的医療保険制度で減額できる
  • 遺族への保障は遺族年金・死亡退職金で補える
  • 保険事故を適用する可能性は1%以下と低い
  • 生命保険の給付金は病気・ケガ・死亡時にしか受け取れない

生命保険に加入している世帯加入率は約88.7%で、ほぼ9割の世帯が生命保険に加入しています。

参考:公益財団法人 生命保険文化センター

加入率は男性が81.1%で、女性は82.9%となっています。

このように日本では、生命保険をはじめとする保険に多くの人が加入しています。

さらに日本は国民皆保険という制度により、公的医療保険と高額医療保険があります。

会社員の方ならば社会保険、自営業の方ならば国民健康保険という公的医療保険制度に加入しているでしょう。

公的医療保険制度があるため任意の民間保険に入らずとも、自己負担を一定額減額することができます。

そのため生命保険がいらないと考える人もいるでしょう。

それでも、生命保険をおススメする理由も併せて解説します。

医療費の自己負担額は公的医療保険制度で減額できる

公的医療保険制度を活用すると、医療費による自己負担額を抑えることができます。

国民保険や社会保険に加入している人であれば、医療費の自己負担額を約2割~約3割に抑えることが可能です。

他にも高額療養費であれば、年収に合わせて自己負担額を減額できます。

様々な公的医療保険制度を活用すると減額できるので、任意の生命保険はいらないと思う方はいるでしょう。

しかし、公的医療保険制度では差額ベッド代や食事代などは自己負担になってしまいます。

生命保険であれば、公的医療保険制度では補えない費用を給付できます。

公的医療保険制度だけではなく、生命保険でさらに費用を抑えましょう。

自己負担となる費用 1日にかかる費用
差額ベッド代 6,258円/1日
食事代 460円/1食
先進医療 全額自己負担

遺族への保障は遺族年金・死亡退職金で補える

遺族年金とは、国民年金に加入している人がなくなったときに受給できるお金のことです。

遺族年金は、国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。

引用:日本年金機構

遺族年金には、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」があり受給条件を満たすと遺族年金を受け取れます。

ただ、遺族年金の受給条件はだれでも受け取れるわけでありません。

主に生計を亡くなった方に維持している方が、実態調査により受給できるか判断されます。

生命保険でも給付審査がありますが、加入している方はすべて受給可能です。

もし、遺族年金をもらえるか不安な方は生命保険を検討してみましょう。

遺族年金の対象者
18歳未満。または、障害等級1、2級を持つ場合は20歳未満の未婚の子
子のある配偶者などの遺族が前年の年収が850万円未満であった場合
受給対象者が前年の年収が850万円以下で生計維持の関係にあった妻、または55歳以上の夫、父母、祖父母等

参考:日本年金機構

保険事故を適用する可能性は1%以下と低い

保険金が支払われる事故にあう確率は、1%以下です。

厚生労働省によると、人口10万人に対して入院の総数は1,036人で入院する確率は1%でした。

参考:厚生労働省 「平成29年患者調査」

また、40歳男性の死亡者数は男性は1000人中0.92人で、女性は0.58人です。

参考:厚生労働省 「簡易生命表」

さらに交通事故は1億人の中でも約0.5%という数字です。

病気やけがで入院する確率は1%で、保険が適用される確率も含めるともっと低くなります。

しかし、年齢を重ねるごとに病気やけがをするリスクは高くなります。

万が一のリスクに備えるために生命保険は、必要といえるでしょう。

死亡する原因 確率
がんなどの悪性新生物 27.3%
心臓などの心疾患 15.0%
不慮の事故 2.8%

参考:公益財団法人 生命保険文化センター万一の主な原因は?

生命保険の給付金は病気・ケガ・死亡時にしか受け取れない

生命保険の給付条件は、主に病気やけが・死亡時です。

事前に貯蓄を蓄えておけば、生命保険は要らないと考える人もいるでしょう。

ただ万が一の時は、予想以上に出費が高額になる場合があります。

今まで蓄えておいた貯蓄もすべて支出するかもしれません。

妊娠や脳血管疾患であれば長期的な入院になり、その分収入も見込めないので生活が苦しくなる場合があります。

生命保険では入院している分を給付してくれる生命保険もあるので、確認しておきましょう。

全額自己負担の費用 金額
葬儀代 平均相場は200万円
介護施設 約100万円~1000万円
海外での診療 約300万円~1億円

*この表はあくまでも目安です。参考にしてください。

生命保険を契約すべき方に共通する4つの人物像

生命保険を契約すべき人に共通する特徴を紹介します。

具体的には、以下の4つの人物像が当てはまれば加入することをお勧めします。

  • 現在子育て中で将来の教育費・養育費に不安を感じている方
  • 扶養家族に向けて生活資金・医療費などを残したい方
  • 預貯金が少なく老後資金の積み立てを考えている方
  • 税金対策で非課税制度の利用を検討している方

ライフステージ別にみると、子どもがいる40代の世帯の人数が一番多いです。

扶養家族がいて、老後に向けて備えをしたい方には生命保険がおすすめです。

逆に未婚の方であっても、税金対策として生命保険を検討してみましょう。

現在子育て中で将来の教育費・養育費に不安を感じている方

現在、子育て中の方であれば生命保険を検討してみましょう。

子どもの教育費は、生まれてから大学卒業まで約1000万円かかります。

授業料だけでなく制服や部活代、修学旅行代など様々なお金がかかります。

さらにもっと勉強に力を入れるのであれば、塾代なども必要となるでしょう。

もし家計を支えている人が死亡もしくは長期間働けなくなると、子どもの将来設計が危ぶまれる可能性があります。

そのため子育てに力を入れたい方は、生命保険を検討してみましょう。

子どもの教育費用 1年あたりの総額
小学校 32万1281円
中学校 48万8397円
高校 45万7380円
大学 53万8633円
総計 731万3167円

参考:文部科学省「平成30年度学校基本統計」

扶養家族に向けて生活資金・医療費などを残したい方

子どもだけでなく、扶養している家族がいる場合でも生命保険は利用できます。

扶養家族とは、扶養者の収入で養っている家族のことを指します。

主に主婦の方や病気やけがで働けなくなった人、学生など様々な理由で扶養を受けることができます。

もし扶養者が死亡もしくは長期間働けずに生計を立てなくなると、被扶養者の生活が危ぶまれる可能性があります。

そういったリスクのために、生活資金や医療費を残しておきましょう。

まとまったお金を残しておくことで、扶養家族の生活を支えましょう。

扶養家族の条件
他の健康保険組合に加入していないこと
収入が所定の条件を満たしていること
3親等内の親族の同居や別居で扶養可能な家族
主に被保険者の収入により生活をしていること

参考:国税庁 「扶養控除

預貯金が少なく老後資金の積み立てを考えている方

生命保険は、老後のための資金にも利用できます。

生命保険は、保険金を支払うだけの「掛け捨て型」の保険と「貯蓄型」の2種類があります。

貯蓄型の保険では、契約の解除時や満期時に解約払戻金や満期保険金としてお金が戻ってくる場合があります。

月の保険料は掛け捨て型より高くなりますが、老後資金として資産運用できます。

貯金が苦手な方でも月の保険料と一緒に払っていくので、老後資金を形成できるでしょう。

貯蓄と保険両方に備えることが可能なので、資産運用を考えている人は検討してみてください。

貯蓄型保険のメリット 貯蓄型保険のデメリット
解約返戻金や満期保険金を受け取ることができる 毎月の保険料が高め
貯蓄が苦手な人でも貯蓄しやすい 早期解約すると解約返戻金が支払った額より少なくなる場合がある
契約者貸付を利用できる お金を自由に引き出せない

税金対策で非課税制度の利用を検討している方

生命保険は、税控除対象になっているので節税効果につながります。

死亡保険金や入院給付金、就業不能給付金などの保険金には税金はかかりません。

さらに「生命保険料控除」という所得控除を利用できます。

「生命保険料控除」は、所得控除の1つです。払い込んだ生命保険料に応じて、一定の金額が契約者(保険料負担者)のその年の所得から差し引かれる制度で、税率を掛ける前の所得が低くなることにより所得税、住民税の負担が軽減されます。

引用:生命保険文化センター 「生命保険と税金」

契約者や保険金受取人が誰であるかにより課税の対象になるので確認しておきましょう。

契約者 被保険者 受取人 対象となる税金
A A B 相続税
A B A 所得税
A B C 贈与税

*死亡保険金の場合

初めての方にもおすすめな生命保険2選

生命保険が初めての方にも、おすすめな生命保険を紹介いたします。

以下の、2つの生命保険は初心者の方におススメです。

  • ライフネット生命「かぞくへの保険」
  • 楽天生命「スーパー定期保険」

どれも数ある生命保険会社の中でも、大手生命保険会社で多様なサービスを展開しています。

自分のリスクに備えた生命保険を選んでみましょう。

生命保険に加入することで得られる2つのメリット

生命保険に加入すると、様々なメリットを得ることができます。

その中でも、以下の2つのメリットを解説します。

  • 給付条件を満たすことで治療や生活に必要な給付金が受け取れる
  • 所得税・住民税の控除によって毎月の税金を節約できる

生命保険がいらないという方でも、メリットを踏まえたうえで検討してみてください。

万が一入院した時には、治療費や入院費など自己負担額を減額することができます。

ご自身の状況から生命保険が本当にいらないのか、確認しておきましょう。

給付条件を満たすことで治療や生活に必要な給付金が受け取れる

生命保険は給付条件を満たすことで、治療や生活に必要な給付金を受け取れることができます。

給付金は、主契約という主となるプランや特約というオプションごとに大きく異なります。

主契約には、死亡した時に受け取れる死亡保険金や入院時に受給できる入院給付金などがあります。

さらに先進医療特約やガン特約などはオプションとして、さらに受給できます。

しかし、多くの特約などをつけると保険料はその分増加される場合があります。

必要最低限の支出で、保険料を無理のない範囲で抑えましょう。

所得税・住民税の控除によって毎月の税金を節約できる

生命保険に加入すると、毎月の税金を節税可能です。

「生命保険料控除」という制度により、1年間で支払った保険料に応じて所得から控除できます。

生命保険料控除が適用されると、所得税・住民税の課税対象は減少し税負担を軽減可能です。

保険料が同じでも年収が高ければその分税率も上がるので、理解しておきましょう。

控除を受けたい時には、年末調整か確定申告時に手続きしましょう。

生命保険を契約する際に確認すべき2つの注意点

生命保険に加入する前に、必ず気を付けるべき点を確認しておきましょう。

具体的には、以下の2つの注意点に気を付けましょう。

  • 自身の生活・収入に見合った生命保険を選ぶことが大切
  • 保険選びで迷った時は保険相談員へ一度相談する

生命保険に加入すると、保険料を毎月払わなければなりません。

3大生活習慣病や疾病に対する特約などを必要以上に契約してしまうと、無駄な出費になる場合があります。

万が一の備えのための生命保険ですが、現状の生活も踏まえて検討すべきです。

保障内容と保険料を確認して、無理のない範囲で生命保険に加入しましょう。

自身の生活・収入に見合った生命保険を選ぶことが大切

生命保険は、自分の生活や収入に見合った生命保険を選びましょう。

生命保険には、様々な特約や手厚い保障のプランがあります。

しかし、それらすべてに入ってしまうと高額な保険料を毎月払わなければなりません。

1世帯あたりの年間保険料は平均38万円で、月平均は32000円です。

さらに世帯年収の20%程度が、保険料に合わせています。

参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

そのため初めての方であれば、まずは年収の20%程度で生命保険のプランを考えてみましょう。

平均年間保険料 平均月額保険料
1世帯当たり 約38.2万円 約32,000円
1人当たり 約19.6万円 約16,000円

保険選びで迷った時は保険相談員へ一度相談する

保険商品は多岐にわたります。

そのため、生命保険の商品を専門に取り扱っている保険相談員に一度相談してみましょう。

保険相談員であれば、各社の保険商品から予算などを見積もって最適な保険商品を提案してくれます。

さらに保険商品は様々な条件や約款があるので、分からないところは質問できます。

保険相談員に提案してもらった後は、念のために商品を扱っているコールセンターにも相談してみましょう。

生命保険は人生で2番目に高い買い物といわれるので、確認を怠らないようにしましょう。

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まとめ

当記事では、生命保険がいらないと思う理由や生命保険のメリットなどを解説いたしました。

万が一の備えとして生命保険に加入することで、高額な入院費などを毎月の保険金で保障できます。

子どもや扶養家族がいる方は、教育費や生活費に利用しましょう。

また老後の資金や節税にも、生命保険は利用できます。

生命保険に加入する前に、自分の収入や生活状況に合わせて保険料を設定しましょう。

併せてプランの約款や給付条件をよく理解して、加入しましょう。