2013年06月24日(月)の保険毎日新聞に掲載されました。
■記事タイトル
インド現法設立でETL社と提携
トップクラスのテレマーケティング会社へ
■記事内容
フィナンシャル・エージェンシー(東京都渋谷区、齋藤正秀社長、以下FA ) はこのほど、エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド(インド・ムンバイ市、以下ETL社)とインドでの保険テレマーケティング事業の推進に関して提携契約を締結し、今後、インドに現地法人を設立してETL社の運営するコンタクトセンターを運営移管することで合意した。
インドは近年、急速に経済が発展しており、持続的な労働人口の増加や国民所得の向上などに伴って保険市場は中長期にわたる高い成長が見込まれている。また、携帯電話を中心に電話の普及が急拡大。年間加入純増件数2 億2 5 0 0 万件(対前年36%増)、保有件数8億4600万件に達している。
こうした中、FAとETL社は2012年1月に業務提携契約を締結し、インドにおける保険テレマーケティング事業の運営に関する提携推進に合意。ETL社はムンバイ市内で事業拠点となるコンタクトセンターを構築するとともに、現地で営業オペレーターなどを採用し、FAが提供する営業架電システムや保険テレマーケティングに関するノウハウ
を導入して同年5月から営業を開始した。
約10カ月間のコンタクトセンター運営実績により、インドでの保険テレマーケティング運営に一定の経験が蓄積できたことから、今般、FAは当初の予定どおりインドに現地法人を設立し、ETL社からコンタクトセンター運営を引き継ぐこととした。
FAは現地法人の設立により、今後は自らが主体となってインドでの保険テレマーケティングを推進するほか、ETL社との業務提携により、将来的にインドにおいてトップクラスの保険テレマーケティング会社への発展を目指す。また、国外に事業領域を拡大してさらなる成長を追求し、アジア圏を中心として積極的に海外進出を図る方針だ。
FAの調べによると、インドで日系企業が主体となってテレマーケティングのコンタクトセンター業態を運営したケースは、保険以外の業種も含めて過去に前例がなく、同社が設立するコンタクトセンターが初の進出事例となることから、他社に先駆けていち早く日本で培った保険テレマーケティングのノウハウを現地に移転供与し、高いサービス品質をインド全域に均一に提供することで、インド保険市場でのトップシェア確保と収益拡大につなげていく計画だ。
インドでは、膨大な人口と急成長する経済環境下において、公的保障・民間保障両面における医療保険制度といった社会保障の整備
が課題となっている。新会社は、高付加価値な保険サービスの提供
により、インドの社会保障整備への貢献を果たすことで、FAのミッションである「安心できる社会保障の提供」を実現していく。現地法人の概要は次のとおり。
▽商号:FINANCIALAGENCY INDIA PTE.LTD.(仮称)
▽所在地:ムンバイ市内
▽設立年月日:13年6月(予定)
▽主な事業内容:保険テレマーケティング・コンサルティング
▽株主および持株比率:FAグループ100%(予定)
今後とも、役職員一同、業務に精励いたしますので一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。